転勤族ナースの病み病み日記w

転勤族の悩みとか、病気したこととか、いろんな働き方について書いていけたらと思います。

傷病手当金のあれこれ・・・の前に

傷病手当金の申請や要件について、まとめていきたいと思います。

ですが、その前にそもそも”どういう流れで休職したか”から書いていきたいと思います。

 

まず数カ月勤務するも、徐々にストレスが溜まっていくのを実感。

上手く解消もできず…。

ある日ストレスがMAXになり、涙が止まらなくなる。

前に適応障害になったこともあり、夫くんが即座に私の職場へ電話

「体調を悪くしていまして、前回も同じようなことがあったので、かかりつけのクリニックに行ってしばらく休ませます!」と。

通院終了となっていたクリニックを2年ぶりに受診。

やはり適応障害」と診断され、1カ月休職が必要です、という診断書を書いてもらう

受診の状況を病棟のトップにLINEで報告(うちの部ではLINEで業務連絡していました)。

部長面談を打診され、LINEで日程調整実施

1週間後に部長と面談し、その際に診断書を提出

院内規定の休職願もその場で記入

診断書は1カ月休職と記載してもらっていましたが、部長の提案で2カ月休職することに。

2カ月目の面談日をお約束して帰宅。

2回目の面談で、部署異動を決定し、そのまま新部署に挨拶。

休職から3カ月目の月初から復帰を決定

 

という流れでした。

まず職場への連絡ですが、一人暮らしの人は自分で連絡しないといけないのがツライところですね。私の場合は夫くんが何事においても、”嫌なことはしなくていい”というスタンスなので、その辺りは代わってくれましたが…。できるなら、自分の口から事と次第を説明できるほうが良いとは思います。

 

難しい場合は、とりあえず欠勤の連絡だけして、クリニックを受診。診断書を書いてもら大義名分をもって、職場に再度連絡して休職したい旨を伝えるのもアリだと思います。

 

急に休職者が出て、職場には多大な迷惑をかけていると思いましたし、実際残されたほうはそうだと思います(私も夜勤のシフトなど組まれていたので)。ただ、本当にしんどい時は、周りへの迷惑よりも自分の体調を一番に考えたほうが良い、と思います。

自分の健康も守れていないのに、患者さんの看護をできるとは思えないので。

 

休職しないに越したことはないですが、休職する人、どうやって休職したら良いか悩んでいる人の参考になればと思います。

次回、傷病手当金の申請について書いていきたいと思います^^

傷病手当が入金されました!

3月頃に申請していた傷病手当が入金されました。

5月上旬に入金されたので、約2カ月ほどかかりました。

年度末で転入・転出が多い時期だし、コロナも流行し始めていた時期だったので

何かとお役所も忙しくて遅くなるかな~とゆるく構えていたのですが、

はじめに想定していた期間くらいで入金されて良かったです^^

 

細かいところは追記したいなーと思っていますが

およそ2カ月の休職に対し、33万円ほど頂けました。

 

雇用保険を払っているので権利ではありますが

こうして現金がもらえるのは有難いですね。

夫がいるので、休職中も食べるのには困りませんでしたが

一人暮らしだったり気軽に実家を頼れるような感じでなかったら

生活厳しいですしね。

 

新卒の頃は社保についても無頓着で

「なんで何万も給料引かれてるんだー??」

くらいに思ってましたけど(笑)

 

私の体験を踏まえつつ

一般的な制度についてもまとめていきたいなーと思っていますが

とりあえずご報告でした^^

 

 

 

派遣で働いた話~デイサービス編~

2年近く前ですが、4か月ほど派遣会社経由でデイサービスで働いたときの感想です。

 

私が働いていたデイサービスは以下のような感じでした。

主にリハビリ

 →利用者さんはマシンで筋力トレーニングをするので、その順番を回したり、移動時の軽介助を行っていました。介助も歩行の見守りがほとんどで、認知症の人もいません。入浴事体がプランにないので、入浴介助もありませんでした。

午前と午後の入れ替え制

 →私は隔週の日曜に午前だけ入っていました。短期間だったので、記録類はほとんどタッチせず、利用者さんの前で一緒に体操をする係でした。

 

◆メリット

・平日はデスクワークのアルバイトをしていたので、一緒に体操したり、利用者さんとのコミュニケーションはとても良い気分転換になりました。

時給2,000円だったので短時間でかなり稼げる、というのが嬉しかったです。

 

◆デメリット

・週5日×2回(午前・午後入れ替え)=10回

同じスケジュールや体操をすると考えると、ちょっとしんどいな、と思いました。

派遣終了後に直接雇用を提案されましたが、当時は病棟に戻りたい気持ちが大きいこともあって、お断りしました。

※派遣→直雇用に変更したことはありませんが、派遣終了直後に派遣会社を通さずに直雇用になるのは違反の可能性もあるので、契約内容を見直したほうが良いと思います。

 

雇う側としては、派遣会社を通さなければその分のマージンを払う必要がなくなるので、時給は据え置きでも良い、という考え方もあるようです。

(実際に時給据え置きで交渉されました。派遣会社に多額の紹介料を払うとなると、また別だったかも知れないです)

 

デイサービスの利用者さん(特に今回は)明るくて、お話好きな方が多い印象で、通っていても楽しかったです。

ボランティアや実習も含めると、複数箇所のデイサービスを見てきましたが、利用者さんに楽しんでもらう、というスタンスのためスタッフも明るくて気持ちの良い方が多いと感じます。

 

病棟はギスギスしていてちょっと辛い、でも患者さんとコミュニケーションを取るのは好き、という人には向いていると思います^^

「自分のために」の一言で、家事が楽になった話

夫くんの転勤が決まったのに、自分の退職日を決めずに楽しく仕事に行っている秋桜(あき)です。

今回は「自分のために」の一言で、家事や家の中でのちょっとした動作が(気持ち的に)とても楽になったお話です。

 

今まで無意識にですが

 

”夫くんのために”ご飯作ろう

”夫くんのために”食器洗おう

”夫くんのために”部屋片づけよう

 

とずっと思っていた自分に気がつきました。

なまじ夫くんが家事をよくする人なので、負担をかけ過ぎないようにと思っていました。

(しかも、本人は好きでやってるのですが、私が家事が好きではないせいで、無理にしていると勝手に感じてしまう)←この感じ方が曲者…

 

最近、適応障害になってからは、ご飯もその後片付けも、家計管理も洗濯も全て夫くんが主にしています。

家事が好きな上に、相手に対して同じ努力を求める人ではないので、私が家事をしないことは気にならないそうです。ですが、そんな夫くんを見て、ますます何もしていない自分に対して嫌な気持ちになっていきます。

なので、「いいって言ってくれるけど、できるならした方が良いよねー」と何とも居心地が悪い気持ちで、シンクの中の汚れた食器を眺めていることもしばしば。

 

ですが、ここ数日で急に気づいたんです!!

 

”自分のために”ご飯を作ろう

”自分のために”食器を洗おう

”自分のために”部屋片づけよう

 

と思うと、すごく気が楽になって、行動に移しやすくなりました。

今までは”夫くんのために○○しよう(訳:しなくてはならない)”と思っていたようです。

 

身近な例は夫くんが多いですが、仕事中にも無意識に思っていて、自分の行動ひとつひとつを外側から見ていたんですね。そして外側から、良いとか悪いとか考えていたんだと思います。

 

仕事は楽しく、あまり強いストレスはないので、少しずつ自分の気持ちを中心にすることを意識していきたいです。

(何でも行き過ぎるところがあるので、自己中にならないように気をつけますw)

 

 

派遣で働いた話~私が思うメリット・デメリット~

派遣で病院・デイサービス・訪問入浴を経験しましたが、はじめは仕事内容も現地での対応も分からず不安いっぱいでした。

 

目次

【1】勤務前に不安だったこと

【2】派遣で働くメリット

【3】派遣で働くデメリット

 

 

【1】勤務前に不安だったこと

◆派遣元について

 ・自分の提示する条件と全く異なるところを紹介されるのでは?

 

◆派遣先について

ICUの経験のみで2床しかみたことがない

・採血や抹消留置をほぼしたことがない

 →できることが少ないのに働ける場所があるのだろうか?

 

と、不安でした。結局は働くことができたので、今は「なんとかなるだろー」と思えます。詳細は、仕事内容別に他の記事にまとめますね。

 

【2】派遣で働くメリット

時給がめちゃめちゃ良い

大阪・東京で派遣を経験しましたが、だいたい時給2,000円前後。夜勤専従だと、もっと高いところもあります。病院の直雇用のパートさんは、良くて1,500円程度のところが多いので、時給だけみると派遣で働くメリットは大きいと思います。

 

条件を守ってもらえた※私が勤務した病院の場合は。

”フリー業務(受持しない)・夜勤なし(べつに本当はやっても良かったけど)”という条件をほぼ守ってもらえました。

募集要項でフリー業務と記載してあっても、「現場に入れば関係なくなるだろうなー」とハナから諦めていましたが、そんなことありませんでした。

5カ月在籍し、どうしてもメンバーが足りない日に受持を3日、夜勤を2回しましたが、常態化することもなかったので良かったです。希望休もちゃんと通っていましたし、メンバーともある程度関係が築けていたので「あぁ、良いですよー」と請け負うことができました。

※一応、派遣元にも確認して、私にとって負担でなければ夜勤OKということでした。その時の担当さんが「(回数などが増えて)負担になるようであればご相談ください」とも言ってくれていたので、安心でした。

 

雇用保険社会保険完備

週4日以上の勤務なので、社会保障を受けることができました。

手取りはその分減りますが、私としては有難かったです。

 

勤務期間が決まっているので割り切りやすい

派遣は派遣期間が決まっているので、多少いやなことがあっても、「まぁ、いいか」と私は割り切りやすかったです。

 【3】派遣で働くデメリット

教育体制が整っているとは言い難かった

というか、ほぼ即戦力を求められていると思うので、院内研修などには参加できないのでは?と想像します。私が勤務した病院は、そもそもそういう研修がありませんでした(笑)

 

受けられない福利厚生がある

時給で働くところがほとんどだと思うので、ボーナスはありません。月収は高くても、最終的には常勤のほうが年収は良い可能性が高いです。

おそらく産休・育休の制度も受けられません。そもそも産休代替派遣(産休に入った人の人数を一定期間だけ補充)など、人材を補充するためのもの。おそらく数カ月勤務した後、「更新は無し」などの対応になるのではないかと思います。

確かめたことはないですが、おそらくその病院が持っている保養所(補助のおかげで安く泊まれる宿泊施設など)などの利用もできないと思います。そういった制度は、常勤に還元するためにあると思うので。

 

続けたい!と思っても続けられないかも

常勤であれば、よっぽどのことがないとクビになることはありませんが、病院側で採用人数が確保できるようであれば、派遣は不要になります。派遣先がとても良いところで続けたいと思っても、続けられる保証はありません。

病院側は”派遣さんの高い時給+派遣会社へのマージン”を払っているはずなので、長くは利用したくないはずです。とは言っても、病院で人が余るほどいる、という状況は少ないと思うので、常勤にしてもらえるように交渉する、ということは可能だと思います。

 

少しは派遣として働くメリット・デメリットが伝わりましたでしょうか。

私も病院事体は1か所しか勤務していないので、いろんな職場と事情があるのかな、と思います。

 

私の少ない経験ですが、いくつか行った派遣先のことは別記事まとめていきますので、そちらも読んでいただけると嬉しいです。

筋トレ始めます!

自己肯定感をUPするのに良い、とよく聞くのでやってみようと思います!

 

というのも、ちょうど1年くらい前、出勤前に30分ほどのランニングを1ヶ月続けたことがありました。

 

始めて1週間くらい続けた朝、毎日続けている自分に対する自己肯定感が増していることを実感っ!

「朝から、私ほんとうに偉いな〜✨」と心の底から思えたのです‼︎

 

とても良い体験だったのですが、たぶん思った以上に体は疲れていたのでしょう。しばらくして、原因不明の蕁麻疹が出まして…。

 

お正月頃で食生活も乱れていたのもありますが、体力UP(当時の目的はこっちだった)の為に仕事を休んでは本末転倒だなと思い、そのまま止めてしまいました💦

 

今回はとりあえず、帰宅時〜寝るまでに『プランク10秒×6回』から始めています。

以前パーソナルトレーニングでジムに通ったときの、自宅用トレーニングの1つです。

 

慣れてきたらメニューも増やす予定ですが、まずは"毎日少しずつでも続ける"ことを目標に頑張ります^^

心の塾@カウンセリング室

カウンセリング室がお休み中で、少し残念な秋桜(あき)です。

 

今日は、私が思うカウンセリング室についてです。

目次
通う前のイメージ
合わないと感じたカウンセラー
安心感を得られた
カウンセリングは”心の塾”
勇気を出して良かった

 

通う前のイメージ

通う前のイメージは“なんだか暗くて、家族のこととか、過去の悲しい記憶とかを掘り下げて、何かしらを克服して”いく感じ。

主導はカウンセラーで、私は誘導されて話していくっていうイメージでした。

 

合わないと感じたカウンセラー

はじめに通ったカウンセリング室は、通う前のイメージに少し近い印象でした。ソファに座って、なんとなく身の置き所がなくて、いつもクッションを抱えて話をしていました。

 

最近あった嫌なことや気にかかることを話して、カウンセラーが「その時、ご自身はどう思いましたか?」と尋ねてくれる。

その時の自分の気持ちに立ち返ることができるのは良いのですが、「なるほど、秋桜(あき)さんは、こう思ったんですね。」と言われた後、振り返った気持ちを元にどうしたら良いか分かりませんでした。

傾聴してくれてるんだなーとは感じましたが、転職(アルバイト)先が楽しくなるにつれて、必要性を感じなくなっていきました。

 

通わなくなる直前くらいの回で、たびたび「あなた」と呼ばれたことがありました。

「あなたはどう思いましたか?」

「あなたはどうですか?」

書いてみると何てことないように見えますが、実際にはものすごい隔たりを感じる言葉でした。

ご自身、と言われると、カウンセラーを意識せず自分自身に気持ちを向けることができました。しかし「あなた」と呼ばれると、「あなた(私)と私(カウンセラー)」という区別をとても感じさせられ、安心感を得られませんでした。

 

もしかしたら、カウンセラーの意図があったかもしれないし、「その言い方は嫌です」と私が言えれば良かったのかもしれません。が、それが言えれば多分病んでないと思います(笑)

次のカウンセリングでは、元通りになっており、それに対しても「前回はカウンセラーの機嫌が悪かったのでは?」と不信感を強めてしまいました。

 

そうしたことから、その後数回通いましたが、カウンセリングに行くのを辞めてしまいました。

安心感を得られた

新しく通い始めたカウンセリングは、認知行動療法を銘打っていました。

前回の経験から不安はありましたが、現状を変えたいという気持ちと、いろいろと気持ちに関する本などを読み漁るうちに、私に必要なものなのでは?と感じていたので、通ってみることにしました。

 

担当は私より10くらい年上のお姉さん。おそらく、相性も良かったんだと思います。

回を重ねるごとに、お話しやすくなり、今では楽しく通えています。

 

はじめに、カウンセリングに関するルール(治療の完解を保証するものではない、とか、自殺は絶対しないとか)の説明を受けるのですが

「カウンセラーに対して、嫌だと思ったことはできるだけ正直に話してください。それを扱うのもカウンセリングなので。

という内容が印象的でした。

はじめに通ったカウンセリングでは出来ませんでしたが、”嫌だな”と思ったら、できるだけそれも表出していこうと、安心することができました。

 

カウンセリングは”心の塾”

今の楽しさは何かに似ているな、と思ったのが中学の頃に通った塾でした。

通うたびに勉強の仕方が分かるようになり、勉強が捗り、成績が上がっていき、塾に通うのがとても楽しかったのを覚えています。

今のカウンセリングの楽しさは、その時の気持ちにとても似ています。

カウンセラーと話しながら、少しずつ自分の考え方に癖があることを知り、日常の中でも”自分はこういう場面でこう感じるんだな”と観察できるようになり、それを報告し話し合いながら、さらに自分に対する理解を深めていっています。

勇気を出して良かった

はじめのカウンセリングは合わないと感じましたが、勇気を出して新しいカウンセリングに通ってみて良かったと思います。

心の問題はフォローしてくれる人の合う・合わないは大きいと思います。血液データで治療効果を図ったりすることはできないので。

辛くてうつうつとしている時は「何をやってもダメなんだ」と内に籠りやすいと思いますが、そういう時こそ外に向けてのSOSは重要だと思います。辛さを分かってくれない人も多いと思いますし、私の場合は夫や今の部署の方々、一歩踏み出したから出会えた今のカウンセラーのおかげで何とかなっています(あ、主治医にもとてもお世話になっています笑)。